2013年3月29日金曜日

インド人夫婦の夜はスゴイ(ようだ)

気を失いそうなくらい暑いコヴァラムで、終いにゃ頭から湯気出ちゃいそうなこと書こうとしてる私。

だってだってホントにもう・・・キョーレツ過ぎて、笑いたいんだか、泣きたいんだかわからん。

つい先日、マハーラージャ(仮名)にした質問です。

「奥さんとはどのくらいの頻度でセックスするの?」

アホな私ですみません。。。いや、誰に謝っているのかわかりませんが・・・
つい最近まで「どうしてインド人ってすぐにセックスの話題になるわけ?」なんて言ってたはずなのに・・・。

するとマハーラージャ
「毎日」

・・・・?毎日ってなんだ?
奥さんとは価値観が合わないから、一緒に住んでいるけど別々の部屋で寝てるって言ってなかったかな~?
あ、もしかしてHow oftenの意味がわかんなかったのかな?

「How oftenだよ?たとえば一週間に一回とかさ・・・」

「毎日」

・・・・・ ま、毎日?!!
「毎日してんの?!!!えーーー!!ウソでしょーーーー!!!」
色んな意味でもうワケわかんなくなっちゃって正気を失いそうな私。。。

色んな意味:
その1.彼は40代です。
その2.結婚歴20年くらいです。
その3.奥さんとはそんなにラブラブってわけでもないような話だったような・・・。
その4.奥さんと毎日しつつの・・・?

で、これまた掘り下げる私。
「どっちがしたいワケ?あなた?奥さん?」
「俺かな?彼女はしたくないかもね、ハハハ~」
「でも彼女はイヤとは言わないんだ?」
「そりゃあそうだよ。そんなこと言ったら俺は暴れる。」
「・・・・・」

この人は笑っちゃうほど正直な人です。
そして「日本人の夫婦はね、40代にもなるとセックスレス急増しちゃうんだよ」
「あなたくらいの年齢で毎日する人なんてほとんどいないよ」
「セックスは生命のエネルギーをたくさん使うから無駄にしてると生きるエネルギーを失うんだよ」
と冷静に教えてあげました。

「うん、毎日はしないほうがいいと人に言われたことがあるよ。きっと俺は早く弱るんだろうな」
そうか、そうなんだ、とマジになってる彼。。。かける言葉もゴザイマセン。

でもインド人の結婚後の性生活のスゴさ、そういえば前にも聞いたことあるような・・・
と思って、現在コヴァラム滞在中のともちゃんと、そんな話をしていると(私たちは毎日そんな話ばかりしています笑)
やはりやはり!それらしき話が続々と出てくるではないか!!!

ともちゃんの彼(インド人)の職場には新婚さんが何人かいて、職場では「夜のお話」で超盛り上がっているそーです。新婚さんは毎日朝晩当たり前だそーです。しかもあーして、こーして・・・と事細かに話すそーです。アホですねーー。

あー、あとインドの村に住んでいる若くて可愛い奥さんが、毎日力仕事でクタクタだけど(村では女性が働いて男がプラプラしていた)セックスを断ると殴られるから断れないと言っていたのを聞いたことがある。

ま、今時こんなことはごく一部の話なんだろうけど、ま、傾向としてはあるってことだよね。
なんだろ?性欲がスゴイの?
でも日本みたいに仕事仕事でストレスいっぱいの生活ではそういう生殖機能も落ちちゃうのはホントなんだよね。

ま、インド人夫婦がどんだけしてても、どんな風にしててもいいんデスガ、
マハーラージャ(仮名)の「毎日」はかなりなインパクトだった。。。
それを聞いた翌朝私が悲しそうな顔をしていたのを彼は見逃さなかったらしい。
「あんまり二人の距離が近くなると、そういうことが悲しみの原因になる。
だからいつでも少しの距離を保っているのがいいんだ。」とモットモラシイことをおっしゃった。

まったく都合のいいハナシだぜ。。

「ハイハイ、わかってます。ぜーーーんぶわかってまーーーす。」
そうです。こうやって時々感情を揺さぶる小さいことが起きて、でも少し考えて元の位置に戻る。
今のところこんなアホな男と少しずつ分かり合ったり、思いやりあったりすることを楽しめています。

これを読んでいる、私の過去の恋愛履歴を知っている愛すべきガールズの中には、
「やめときなよー。そんな勝手なヤツ」
と思っている人もいるかもしれませんが、今のところこの恋(?)はとっても面白くてやめられないのですー。なので飽きるまでやらせていただきますー。てか、これ私のビョーキだからね笑






 

2013年3月24日日曜日

マサラチャイ


インドでは老若男女何かと言えばチャイを飲んでる国でして・・・、
私もすでにチャイなしでは一日は始まらないし終わらない、みたいな人間になってしまいました。

日本で「チャイ」と言うとインド料理店で出すスパイシーなミルクティというイメージだと思いますが、
インドでいうチャイはただのミルクティです。

同じチャイでも北と南では少し違う。
北は濃くて甘いチャイを小さいカップで飲むけれど、南は薄いチャイをグラスになみなみ飲む。
私は濃くて甘いチャイをグラスになみなみ飲みたいタイプなので自分で作る。
そしてデブまっしぐらってワケです。

朝、昼、夕と3回はチャイを作ってますが、つい先日オリジナルマサラチャイが美味しくできて以来、この暑い最中、体があったまっちゃうマサラチャイをつい飲んでしまいます。
しかも大量に。。。このカップの大きさ、写真じゃわからないでしょ?
ドイツ人のカルメンが帰国間際に置いてったんだけど、
「さすがヨーロピアン。このデカさ、私は使えないわ」
と思っていたはずの大きさなのに・・・今じゃ楽勝でございます。

オリジナルマサラチャイに何を入れるかと申しますと、
・チャイの葉(当たり前)
・ジンジャーパウダー(生でももちろんよし)
・石垣島の胡椒ピパーツ(これがピリっとした感じといい香りでアクセントになるんだな~)
・ジャガリー(この甘みが風味とコクを増すのだ!)
・あとはその時の気分で、シナモン、カルダモン、クローブなどお好みで~

これを私はミルキーに仕上げます。
もはやお茶というよりメインですな★

というわけで、最近思い内容ばかりが続いた(たいした重くもないか?^^;)ブログにも
ティーブレイクを♪♪

2013年3月21日木曜日

「死」を武器にするな

この話をきいたのは10日前で、この10日間一日一回は思い出して、毎回モヤモヤしてしまう。
なのでつまらん話だとは思いますが、ここに書かせていただきます。

前記事で書いたように、私には密かに(?)思いを寄せている人がいるんですが、彼には奥さんと子供がいます。
道徳的には結婚している人がその相手以外の人と恋愛をするのは、ある特殊な宗教などを除いて、全世界的にNGだと思うんですが、現代では全世界的にその辺がユルユルになってきている気がします。

ですが、この私、こんな私のくせに、そういうのがキライでした。
なのでコヴァラムあたりのビーチボーイが奥さんいるくせに日本人の女の子をガールフレンドにしているのを見ると、いまでも眉間にシワが寄ります。
先日は眉間にシワを寄せているだけでは事足りない事件があり、その彼にお説教したところ、それが彼の友人にも広まっているようで・・・あーあ、もうここらじゃただの「おっかないオバチャン」になっちゃうんだろーな・・・不本意です・・・。

ま、そんなエラそうな私なんですが、本人のしていることは「家族のある人を好きになっちゃった気持ちを止められない」ことです。

『人生がヨーガ修行』と思って生きている私が「気持ちを止められない~~」なんて甘っちょろいことを言っているのはオカシイので、正直な気持ちを言うと「止めたくない」んでしょうね。
自分で言うのもバカですが、私は案外心をコントロールするタチです。
私の思う“然るべき位置”に心を持っていくだけなので、その位置が一般の思う位置とは違う場合がままあるとは思うんですが、ワタシ的には割と成功してるんです、これでも(笑)

私が思いを寄せているマハーラージャ(仮名)も、今私と似たような状態でいるみたいです。

これまで彼はちゃんと道徳にのっとって生きてきたし、今もそうやって生きています。
ですがそもそもは、根が自由を求めるタイプのようで、インド式アレンジマリッジで結婚した後、どうにも価値観が合わないと思った彼は奥さんに「別れたい」と申し出たそうです。

ですがその時の彼女の答えは

「別れるなら死ぬ」

だったそうです。。。


それ以来、長い年月その言葉と一緒に生きている彼。
そして奥さんの悪口を絶対言わない彼。
「彼女は体はビッグだけどとてもいい女性なんだ。家のこと、娘のこと、全てやってくれている。」
「彼女の両親はもう亡くなったけどすっごくいい人達だったんだよ」と・・・。

なのに俺は何をしてるんだ?今。ほんとにダメだ、俺は。
と、続くワケです。


「ほんとだよ。そんないい奥さんなら何が問題なのよ?自分が自由になりたいっていうアナタの勝手だけじゃん。」と私。
私は彼と全く同じような理由で実際に離婚したんだけどね(笑)
元夫は「別れるなら死ぬ」なんて言わなかったからさ。ははは。


でも私思うの。
「別れるなら死ぬ」ってなーに??

最低なこと言っちゃいましたね?
「死」を武器に一人の人間の人生を自分に縛りつけたんですね?

それを聞いてしまって、それでも別れて、もしその人がほんとに死んだら、
私だったら一生自分を殺人犯だと思って生きていくと思う。
だからと言って、別れずにいても、そんなことを言った人を私だったらもう愛せない気がする。
もう愛せない、っていうかそもそも愛せなかったから別れたいと思った人がそれを言うんだよ?
ほんとキツイよ、その言葉。


「死」はそんな風に使うものじゃないよ。
「死」はこの世に生まれたすべての生物が本能的に恐れるもので、そんなものを何かの切り札に使うのは本当に卑怯だと思うのです。
人質と一緒でしょ?

彼はいつも「俺はよくない問題を色々抱えていて、人生を簡単に切り替えることができない」と言っていた。それは私に対して「一緒になりたい」という希望を持つな、という意味もあったんだと思うけど。

私はしょっちゅう恋をして、それがどこの国籍だろうが、30歳年上だろうが、20歳年下だろうが、どんな職業だろうが、すぐに飛び込んだけど、そこには一つだけ条件があって、それは意外と「ほんのちょっとでも結婚できる可能性がある」ということだった気がする。

ほんとカッコわるいけど、やっぱり働く体力・気力がなくなった時のことを考えると、一人で、しかも貯蓄もなくて、どうやって生きていくんだろうか、とこの年齢になると不安になってくるものだ。だから結婚と言うどうしようもない発想なのです。

まだその考えを100%切り離したとは言えないけど、相当そこら辺の心構えが今回のインド滞在で変わっているのは確か。
「結婚」ではなく、「心や体が心地良く繋がる人と人生を共に生きる」それを大切にすることにする。
そうでないと私は同じようなことをグルグル繰り返すだけで人生を終えてしまう。

ヨーガ的に言えば「一人」でいいんだろうけど、今はそれを望めないなぁ、まだ。
今世生きている間にその境地に達すれば、まぁそれも良し。
今は今の私のベストを尽くす。


彼が「別れるなら死ぬ」の話を私にした時に、
「じゃあ私も死ぬ」って言ったら、1ミリも笑わずめっちゃ白い眼で見られた(笑)
彼はそんな男です。
そんな私達だけに通用するブラックジョークもまた楽し。
 

2013年3月17日日曜日

こんなにちっちゃい幸せ

只今コヴァラムはアホみたいに暑いです。
インド人もグダグダです。

私の大好きな人・・・しょっちゅう「誰それが好き♡」とかバカみたいに言ってる私なので、これを読んでくださってる方にはそろそろ誰が誰だかわかんなくなってますよね^^;
じゃあこの「大好きな人」はマハーラージャ(仮名)としておこう^^(アホか?)

そう、それでマハーラージャも今日はグダグダです。
こんな暑いのに電気が止まったり、そうするとファンも止まっちゃうから、もうホント仕事してるのも具合悪そうでかわいそー。。。
と思って、たまには真面目に心配して「ほんとに少し休んだ方がいいんじゃない?少しお昼寝すれば?」と私。
「どこで?」
「私の部屋で」とニンマリする私。

でも絶対来ないんだな、これが。
私の部屋の近くを彼が通りがかった時などに「ちょっと寄って行きなよー」とか言っても、
「Kidnappig~~!!!」とか言って絶対部屋に入ろうとしない。ひどすぎるぜーーー!!
(よくわかってんじゃん、と言うべきか?笑)
「冷たいタオル用意して待ってるからね」とか言っても、「あり得ねー、あり得ねー」とスタコラ背中を向けて去っていくマハーラージャ・・・ひどすぎるぜーーー!!AGAIN。

ま、そんな彼なのですが・・・

今日、きかれてもいない私の予定を彼に報告していましたw
「来月の半ばにダラムシャーラーに行って、帰りに少しデリーに寄って、一度帰ってくるけどすぐにスリランカに行くからねー。」
すると「俺も一緒に行きたいな。」などとふざけたことを言うので、しかもそういうことだけはよく言うので、
「よく言うよ。ふっ、行く気もないくせに」と鼻で笑ってやると、
「まぁ、実際には仕事があるから行けないんだけどね。でもオフシーズンになったら行こう」
って・・・。

えっ?今何とおっしゃいました?マハーラージャさん?

「ARE YOU SURE?!!!」 いきなりマジな私。
「なんでよ?ほんとだよ」

大きい声で叫んでしまわないように机に顔を突っ伏して、きゃーーーきゃーーーきゃーーーー♡と叫ぶ私。
「ほんとに?ほんとに?じゃあ例えばどこに?」
「タミルナドゥとかさ・・・」
「う、う、う、嬉し過ぎる・・・」
と、息も絶え絶えな私。
「あたしっ、めっちゃシアワセになった!今!」と言いながら、じゃあねーと意気揚々とその場を去る私でした。

タミルナドゥって隣の州だよ?しかも実現されたわけでもないのにさ、それだけで息がとまるんじゃないかと思うほど嬉しかった。

いや、実際にもし彼が「トリヴァンドラムの駅までバイクで送ってあげるよ」とか言って、彼と一緒にバイクに乗れたりしたら、もう年に一度の海外旅行くらい嬉しいかも(笑)まじ。


でも、これどう思いますか?

こんなちっぽけなことがそんなに嬉しいなんて、普段どんなつまんない生活してるの?って思う?
それとも、こんなことでこんなに嬉しくなれるなんてしあわせだよねって思う?

私は自分自身にそれを問いました。

日本の一般的な女性たちは、きれいな服を着て、きれいにお化粧して、もっともっと素敵になるために習い事をして、いい車に乗って、友達とお洒落なお店でご飯を食べて、旦那様いてもボーイフレンド作って・・・って、これでもかってほど楽しい演出をしても、まだまだ足りないんでしょ?あーなんて幸せなのかしら!って思えないんでしょ?

そうやって物質的に不自由のない人達から見たら、私の生活なんて論外の、もう話のベースにも届いてないようなレベルで幸せなんて論じる段階じゃないわよ!ってなもんなのかもしれないけど、私は今確実に幸せを感じた!それが幸せなんだ!と思ったのです。

こんなちっちゃいことで幸せって思えちゃうから、案外日常生活は幸せがいっぱいなんです。
だって停電でファンが止まってて、クソ暑ちぃ~~なんて思ってる時に電気がきたら、それだけで超ハッピーーー♪みたいになっちゃうんですからね!(それ今の話・笑)
110ルピー(200円くらい)のベジビリヤニ食べて「さすが高いビリヤニは旨いぜ!たまには贅沢しなきゃね!」と大満足の大笑顔になっちゃうんですからね!


もう10年近く前に、奥さんと別居中の人を大好きになって「この人は奥さんがいるけれど、今こうしてずっと私と一緒にいる。多くを望まなければ私は今幸せだ。」と思ったことがある。

その時に「多くを望まないこと」「現状に満足すること」それが幸せになる方法なんだ、って知ったはずなのに、心というものは一度学習してもまたおバカに戻るのね。
だから注意深く心を観察しなければいけない。

でもインドにいると自然とこの状態でいるのね、私の場合。
だからインドに居たいんだよね、きっと。ちっちゃいことでいつも幸せ感じてるから、なんだかいつも幸せ、みたいな感じなんだもん。


ま、そんなわけで、さっきもフラっと私の部屋の近くに来たマハーラージャさん。
「ほら、私の部屋でお眠りなさいな」と言ったら、
「SHUT UP」と・・・。
「今何て言った?こんにゃろー!!」と吠えまくる楽しい昼下がりでございました(笑)







 

2013年3月13日水曜日

Samyak TTC 修了式に思うこと



3月10日はSamyak Yoga 2月度HATHAコースの修了式でした。
2月度は通常メインでプラクティースの授業を受け持っているTruptaが諸事情で来れなかったり、生徒も二人ということで、こじんまりと4人で進行したコースでした。

私も初めのうち心配で、よく授業を偵察に行ったりしてたんですが(エラそうな私・笑)
心配の必要はなかったようです。
やっぱりSamyakはいつも笑顔でした。

教える方も、教わる方も、ずっと一生懸命な一か月。
朝から晩まで一か月間ずっと一緒。
それはヨーガを志す者が、12年間グルと一緒に寝食を共にして学ぶ「gurukulam」の体験版のようなものです。


コースが始まり、一週目、二週目、三週目・・・と自分の体や心がどのように変わっていったか、ここでの経験が自分をどんなふうに変化させたか、そしてこれからの夢を語ってくれた朝ちゃん。
「毎日ヨーガに集中できるなんて最高」
「ヨーガ哲学が本当に面白い」
・・・と色々な知識を得るたびに、もっと知りたいという意欲が溢れていた朝ちゃん。
自分のペースで淡々と前に進む彼女は本当に見ていて気持ちがよいのです。
それがヨーガだもんね。
私も色々彼女に教わりました。
来てくれてありがとう!


アイルランド人のケレン。彼女もまた静かに淡々と頑張る人でした。
お洒落で自分の世界を持ったとっても素敵な人。

二人とも相手を尊重しつつ、自分は自分のペースを乱さずコツコツ積み上げていくタイプのように見えました。なのでクラスはとても落ち着いていて、私はこういう感じ好きだな~。

朝ちゃんは「宝物のような経験」という素敵な言葉をくれました。

さ~て、次はダラムシャラ。4月1日からHATHAコースが始まります。

みなさんもSamyakで素晴らしい体験をしてくださ~い\(^o^)/


 

2013年3月7日木曜日

LOVE LOVE LOVE

♫ねぇ どうして すっごくすごく好きなこと ただ伝えたいだけなのに ルルルルル うまく言えないんだろう・・・

ねぇ どうして すごく愛してる人に 愛してると言うだけで ルルルルル 涙が出ちゃうんだろう・・・


吉田美和は天才!!!

女の子は皆、誰かを好きになるとこんな気持ちになるんだねぇぇぇ・・・


この気持ちをどうやって伝えたらいいのかわからないんだよ、ほんとうに。
彼の顔を見ると、言葉にならない思いは私の体を使って外に出ようとする。
大きなため息と一緒に、ぎゅーーーーーっと抱きしめてしまう・・・あぁ、これが私の思い。

気が済むまで・・・ぎゅーっと、ぎゅーっと、ぎゅーっと・・・

一日の始まりに会う時、彼は静かに私の後ろからやって来て、開けっ放しのドアの外を少し気にしながら、頬を私の頬にそっと寄せる。「おはよう」
このあいさつが大好き。

一日の終わりに会う時、彼は私の頭をそっと両手ではさんで、おでこの上の髪にそっと唇を近づける。「おやすみ」
このあいさつが大好き。


先日、たった一日彼と一度も会わない日があった。
何もかもが上の空のような一日だった。

その日の夜に「日本に帰ったらもう会えないかも」と思ったら、みるみるうちに涙が出てきてバカみたいに声をあげて泣いた。

え?そんなに?・・・・・
バイオリズムで感情の波が過剰になっていたのかなぁ?でもやっぱり好きなんだ、すっごくすごく。
この気持ちに気づくまで、私にしてはすごく長い時間がかかった。
それともこの気持ちを「築く」のに時間がかかったのかな。

私は彼に関してはまったく特別なメガネをかけることなく見ていたと思う。
ただただ毎日挨拶をして、毎日他愛のないお喋りをして、彼が仕事をしている様子を眺めたり、時々何かを頼んだり・・・時々彼の家族の話や、昔の話を聞いて、少しずつ彼に関する知識が増えた。

何も期待しない。
何の欲もない。
ただただありのままの彼を、ありのままの私がとても好ましく思っている。

期待も欲もない私たちの間には「嘘」がない。
だって必要ないんだもの。
真実を歪めてどうこうしようとするその先にあるのは「欲」が生み出したもの。

「嘘」もないけど何もない。「私たち」なんて言うのも変なくらい何もない。
ただ「今」 大好きと思う気持ち、一緒にいるとなんだか嬉しいと思う気持ち、それだけ。


「arinomama」を読んでくださってる方には、何のことやらさっぱりわからん、てなことになっているかもしれません。

「ボクちんのことなの?」「だってデートしてたよねぇ?!」と思っているのでは、と思いますが、
ボクちんへの感情はいつも書いているように、今もってよくわからない。恋とか愛とかじゃない何か・・・感情とかではない何かで、元々つながっていたもの。。としか思えない。
今でも毎日電話で話しているし、ボクちんは毎日会いたがってくれているけれど、それは若いコの持つ情熱と、彼の愛情深さと誠実さからくる気持ちで、彼にとってもこれは恋や愛ではないはず。(ボクちんは I love youと言うけれど、それは彼自身がシチュエーションを楽しんでいるか、サーヴィス精神か、今だけの盛り上がりだと思う・笑)


私の思いの先にいる「この人」は私がボクちんと列車で出会ったことも、その後会いに行ったことも全部知っている。別にあえてベラベラ喋りはしないけど、一晩部屋にいなければどこかに行っていたことはわかるから、「どこ行ってたの?」ってきかれたら「ドコソコだよ」って答える。
「ボーイフレンドと一緒だったの?」ってきかれたら「うん」と答える。(ボーイフレンドじゃないけどね)
「ふ~ん」って、それ以上は何もきかない。
キチガイ女だと思ってるかもしれない。
でもキチガイ女だと思われないように嘘つく必要も見当たらないし、もしそう思うなら私は彼にとってキチガイ女なんだから仕方ない。

嘘をつかないということは本当に気持ちがいい。
あとで言い訳をしたり、つじつまを合わせたりする必要がなくて、本当に人生がすっきりとシンプルになる。


この「思い」を未だかつて、誰にも一言も言っていない。
嬉しがりで、自分の恋の話を人に打ち明けたい私にはヒジョーーーーに珍しいことです。

でも「思い」がパンパンでおさまりがつかなくなってきたのと、
「arinomama」にはありのままを書かなきゃ、っていうんで、まだ更新しようか迷いがあるけれど・・・
更新しないとしたら、これはこれを読んでくれてる人たちに「淫乱女」(笑)だと思われたくない、または俗まっしぐらの女だと思われたくない、とかいう「欲」の気持ちだと思うので、勇気を出して更新しようと思いますっっ!!! えいやっ!!!