コラムを書きながらKeralaに思いを馳せる

かれこれ2年くらいになるのかな～？
NPO法人グリップケララ社さんのニュースレターに『Keralaと蜜月』というコラムを書かせていただいています。
昨夜、第5回目の原稿を書きながら、初めてKeralaを訪れた時のインスピレーションや、Keralaで過ごしているときの心の感じを思い出していました。

全く初めて訪れた土地で、しかもたった12日間の滞在の中で、
「老後はここに住もう」
と直観的に思ったアレは何だったんだろう？　どの景色を見ながらそう思ったかさえ憶えている。

現地の人のバイクの後ろに乗って、流れていく椰子の景色を見ながら、あったかい風に吹かれながら、自分がここでこうしているのが当たり前、と感じたアレは何だったんだろう？

チャイ屋の店先でチャイを啜るおじいさんを見るたびに、将来おばあさんになった自分が同じようにチャイを啜っているのを想像したアレは何だったんだろう？

海外旅行に行って「ここに住みた～い！！」なんて思うことは誰だってあるでしょう。
私だって若いころはN.Y.に住みたくてたまらなかったし、ハワイに行けば「帰りたくな～い！」と思ったさ。

でもそれとはチト違う。

ぼんやりと思ってしまうのだ。。。

別にkeralaの人が最高ってワケでもない、、、けど心地良い。
Kovalam beachだって、別にきれいなワケじゃない、、、けど心地良い。
毎日同じミールスとティファン、、、だけど全然飽きない。

そこに居るとそれが普通と思ってしまう。
だけど離れるととても恋しくなる。
Keralaは私にとってそんな場所。

2009年1月からインドと日本を行き来するようになって、今回が一番長い日本滞在となって、色んなことを感じた。
なんか日本に居ると「心ここに在らず」な自分もよくわかった。
Keralaに居ると心はそこに確実にある。その違いがよくわかってしまったよ＾＾；

早くあの空気の中に戻りたい～～
これ正直な気持ち。。。