2013年5月31日金曜日

絶句・・・インドのナプキン


何かとトホホなインド。

今日はこのナプキンみてガク~っと力が抜けた。
なんと全長40cm!!! なのに横幅据え置き普通通りという・・・
これ、いわゆる「多い日用」のつもりで作ってると思うんだけど、
あのね~、こ~んなに長いのを使わなきゃいけない日は、横幅こんなんじゃ全然足りないし。
厚みも足りないし。
縦こんなに使う前に横モレして終わりだよ、これ。トホホ。

しかも3枚でRs.75。一枚50円くらいってことです。
アッパム2枚とポテトカリーとチャイの朝食より高いっつーの。
てか、日本のナプキン買うより全然高いでしょ?

仕方ないので今夜はこのゴージャスなナプキンで床につきます。
ショーツの前から後ろ、フルに使ってギリギリおさまる長さでした(笑)

2013年5月25日土曜日

Samyak Yoga 4月度も笑顔☆


遅くなってごめんなさ~い!!
もう5月度が終わろうとしてますが・・・(^ ^;;

4月度HATHAコース受講の皆さんの素敵な笑顔をお届けしま~~す☆彡




毎月思うことですが、最終日の修了セレモニーの笑顔は最高だねっ☆

社会に出るとこの清々しい達成感を味わえるチャンスは少ないよね。
仕事で「プロジェクト成功!」とか「新規顧客ゲット!」とか・・・そういう類の達成感や喜びとは全然違う種類の・・・うーん、味わった人は「そうそう!!」って言ってくれると思うけど・・・
体感しないとこの感じ、言葉で表現するのは難しいなぁ。

日常生活では大抵の人は体と心と魂がズレズレで・・・その狭間でストレスを抱える。
もっと悪いと病気を抱える。

TTCの間も結構苦しい。
身体もキツかったり、思考がさまよったりもする。
毒を出す過程は結構苦しいんだよね。

でも皆それを乗り越える。
Samyakチームは生徒の苦しさを理解し、必ず寄り添ってくれる。
そこがスゴイとこなのだ!! Samyak!!!

で、最後はいつも皆内側から溢れ出る自然の笑顔、
最高の笑顔なのだ!!!

私はいつも一人でも多くの人にこの経験をしてもらいたいと願っているのです。

だからこんなことしています(^-^)/☆

2013年5月21日火曜日

ケーララ異常気象

もう5月も半ばを過ぎたというのに雨も降らず、毎日毎日暑いコーヴァラムです。

通常なら今頃はもう雨季に突入し、薄手の長袖が着れたりする時期なのに。
現地人もこの暑さには参っているようです。
気温は37℃前後くらいだと思うので、まぁデリーなどに比べればマシなんですけどね。
でもケーララはインド政府にないがしろにされてるらしいので、なんせ停電が凄まじい。。。
以前は朝晩30分だったパワーカット、今は1時間です。
それだけだったら1時間我慢すればファンが回る、という安心感があるのでいいんデスガ、時々10時間止まりっぱなし、みたいな恐ろしい事を政府はしやがりますので、ほ~んと日本に帰りたくなっちゃいます。

マジで、今回初めてインドに居る間に「日本に帰りたい」と思った。
あんなに何もかもが揃った日本に生まれたのに、何を好き好んでこんなに厳しい生活環境に身を置いているんだ??なーんて初めて思っちゃいましたよ。
まぁ、あまりの暑さと電気のなさで衝動的に思っただけで、それでも本当はこっちの方が私にとっては住みやすいんですけどね。変態だよね。

てなわけで、早く雨季になって涼しくならないかな~と毎日思っている私です。

2013年5月13日月曜日

痒いのでアーユルヴェーダ病院へ行きました


スリランカ滞在一日目の夜に発症した「カイカイ病」
ま、こんな病名がないことはあきらかですが・・・

だって何これ?最初はベッドに虫でもいたのかと思ったけど、症状がそういう感じではなく、
初日はヒジの内側だけだったのでアトピーにそっくりだったのね。

「これが噂の大人になって突然発症するアトピーか??!」
と一瞬ショックだったものの・・・なんか違いそう??

スリランカ滞在中は日常生活に支障をきたすほどの痒みでもなかったので、夜のシャワーの後にピンダタイラを塗って様子をみていたの。そしたらほぼ痒みもおさまりあんまり気にならなくなってたのね。

そしたら!!!
コヴァラムに帰ってきた途端にまたジワジワと痒みが復活して、一昨日には首から胸にかけてまでヒドイ痒みと湿疹のようなものがぁぁぁ・・・・・

痒くて気が狂いそうだし、これを掻き毟ったら二度とロマンチックのできない肌になるだろう、ということで・・・・
昨日トリヴァンドラムにある老舗アーユルヴェーダ病院「VASUDEVA VILASAM」に行ってきました。
2年前に一週間入院したところ。入院っつったって、まぁ興味本位の入院だったんだけどね^^;

受付行ったらすぐにドクターの部屋に通されて、
「こういうところが痒いんですー!」と色々見せても、脈さえとろうとせず、眉しかめちゃって、

「あー、石鹸何使ってんの?」
「ナチュラルなハニーの・・・・」
「だめだめ。これ使わなきゃ」
とPEARSと紙に書くドクター。

そういう問題ぢゃねーと思うけど??

「スリランカに行ってたんですけど、初日に発症して、よくなってきたと思ったら、こっち着いて更に悪化したんです」
「ケーララはきれいじゃないんだから、長袖を着ていないとダストが皮膚につくんだよ。ダストアレルギーもあるね。コットンの長袖を着なさい。」

うむむ・・・。ダストアレルギーは確かに鼻炎の時に言われたが・・・
こんだけ長い間裸みたいに肌出してここで暮らしてるのに、今更ソレ原因じゃないっしょ??

「たぶん疲れてて、免疫が落ちてこの暑さがこたえてると思うんですよね」と私。
「じゃあまずこの石鹸とこのパウダーを買いなさい。どこでも買えるから。それで、オイルを塗ってから、ハーバルウォーターで流して、その後パウダーをつける・・と。」
「え?ちょっと待ってください。いつオイルを使うんですか?ハーバルウォーターはどうやって作るんですか?パウダーは体でジェルが顔ですか??etc」

ドクターの説明だけじゃ、さっぱりわかんないっつーの。
2年前はすっごくいい女性のドクターだったんだけど、この若めな男のドクター・・・納得いかないんですけど・・・。

「じゃあこれこれこーいうことですね。ありがとうございました」と最後のしめの挨拶した途端に携帯電話。。。
インド人嫌いかも。

そんなわけで昨日から写真のグッズでせっせとケアしています。
海風も良くないし、日光もあたっちゃいけないから、2日間は部屋の中に居ろというので、ドクターの言うことを信じて、早く治るようにおとなしくしています。

そうそう、アーユルヴェーダの石鹸、インドには色々あるけど、ドクターに言わせるとこの「PEARS」じゃなきゃダメらしいっすよ。確かに薬の匂いがして、残存成分全くなしと感じさせる洗いあがり。
このパウダーもサンダルウッドが使用してあって、サラサラでほんとに痒みを抑える優秀な商品です。オイルは病院で処方されたココナッツベースのオイル、パウダーはよく飲料水にも使われているハーバルウォーターと同じ色になるけど、同じものかどうかは不明。そしてジェルはアロエヴェラ&キューカンバーです。


2013年5月12日日曜日

彼の奥さんと娘に会った


楽しいスリランカレポの途中ですが・・・、
久々、マハーラージャ(仮名)の登場です。
ブログのネタにしてなかっただけで、まだ続いてます(笑)
まだ続いてます、っていうか・・・この一カ月間でコーヴァラムにいたの4日間だけだから、全然会ってなかったんだけどね。

で、スリランカから帰ってきて今日が3日目。
一日のうちで一緒にいられるのは1,2時間だけど、テラスに座ってお喋りしたり、何気ない時間を久しぶりに一緒に過ごしています。
(今、コーヴァラムはアホように暑い上、すぐ電気が止まるので、あんまりコーフンするような行為をすると、妙齢の私たちはあまりの暑さで健康を害しそうになるのね。なので何気なく・笑)

私の気持ちは案外落ち着いていて、一日の大半、マハーラージャのことを考えてコーフンしているという以前のようなアホな状態でいることもなく、でも「インド人だけど、この人だけは一緒にいて落ち着くな~」なんて思ったりしてたのね~。

で、昨日「娘さんは元気?」「奥さんは元気?」なんてきいてて、「今度会わせるよ」っていう言葉を単なる社交辞令かと思って聞いていたら・・・

なんと!ほんとに今日家族で私に会いに来たよ!!
てか、私に会うためにわざわざ来たわけじゃないけど、ついでと言えども家族で私のところに来たわけさ。

でも不思議と「罪悪感」も「ジェラス」もな~んにもなくて、単純に『いつもお世話になっている人の家族に会う』という、なんとなく嬉しいような感情しかなかったの。

「初めまして~!ここに長く滞在してるので彼にはお世話になってま~す!」みたいな。

でねー、奥さんも娘さんも、典型的なインド女性って感じでね、シャイでニコニコしてはにかんでるような、いい感じの人たちなのよー。
で、彼もこの中で完璧にいいお父さんなのね。優しくて穏やかでねー。
皆お父さんが大好きって感じ。

この奥さんと毎日してるのねー、なんてことも思ったけど(笑)
こんな従順そうな奥さんなら毎日するかもねーって、妙に納得したりして。

普通に考えると、この男は浮気をしていて、その浮気相手と男の家族が会っているという恐ろしいシチュエイションだというのに、なんなんだ?この平和でほのぼのとした感じは?(笑)

しかも私、この奥さんも娘さん達も大好きって思ってるよ。
「また会いましょうね!」って本気で言っちゃったもんね。
変なの。。。
彼女たちは私のことをどう思ったんだろう?

毎日毎日いろんなことがあって、退屈する暇がないよ^^;

 

2013年5月11日土曜日

迷子のmayumiちゃん in スリランカ

♫迷子の迷子の子猫ちゃん、アナタのおウチはどこですか?♫♪

てなワケで、ついにやってしまいました。

朝8時にホテルを出てコロンボシティに行き、全ての用事を済ませ「はぁ~、あとはホテルに帰るだけ」という午後5時。

たまたま駅の近くに出たので「じゃあ鉄道で帰ろう」と、前回鉄道でマウントラヴィニアまで帰った時と同様、切符を買い、「マウントラヴィニアにはどっちの列車に乗るの?」と訊いて、ホームにいる溢れんばかりの人たちと一緒に列車を待ち、来た列車に乗り込んだ。 

ポールをつかむのが精一杯のギュウギュウ詰めの車内。
外も見えないし、アナウンスは元から無いけど、「歩き方」に寄るとここから3つ目の駅。
とりあえず駅を数えよ、と思ってるのに一つ目の駅に全然つかないんだよねー??
あれ~?あたしボーッっとしてたのかなぁ?と思ったりもしたけど、周りのメンバー誰一人変わってないし・・・だけどマウントラヴィニアまで30分くらいで着くはずなのに40分たってるよね?

やっと「これはおかしいぞ?」と思い始めるも、もうどうにもならない、どうにも止まらない列車(汗)
1時間後くらいにやっと周りの人が降りようとする気配。
で、降りる準備をしていた若い男の子に「ここは何ていう駅?」ときくと「ナンチャラカンチャラ」と聞いたことが無さ過ぎてちっとも聞き取れない駅名を言うではないかっ!!!
もう「歩き方」の地図の外ってことだよっ!!!(汗)

「私、マウントラヴィニアに行きたいんだけど」と言うと、
「マジで?!!マウントラヴィニアはここから7つ戻った駅だよ!」と言うではないか・・・

がーーーん!もう外はとっぷり日も暮れて、雨ザーザー降りなんスけど・・・。こわいよぉぉ(泣)
でも♫泣~いてばかりいる子猫ちゃん♫でいるワケにはいかないのだ!
なんとしてでも帰らねばっ!!!

その親切な男の子(てかスリランカの人、ほぼ親切)が「この階段から反対のホームに行って、きた電車に乗りなよ。7つめだからね!」と教えてくれ、その通り反対のホームに行った。

もう店をしめようとしていたチャイ屋のお兄さんに「マウントラビニアはこっちでいいの?」と確認し、程なくやってきた列車は、薄暗~い車内、絶対閉まらないドア・・・これほんとに行くの?と思い、今度はその列車に乗ろうとしている男の子に確認。もう間違ったらヤバイもんね、この暗さ。

車内は暗すぎて、もう男の人の近くはコワイ。インドのレイプ事件を思い出したりして・・・。
コワイよーーー!!! あっちの方に座っている女性の側まで歩いて行って再度確認。
「マウントラヴィニアまで何分かかるかご存知ですか?」
「20分くらいかしら」
「あなたはその前に降りちゃいますか?」
「ええ」
と、次の駅で早々に降りてしまい、あーーー心細い。

次なるターゲットはきちっとしたシャツとスラックス姿のおじいさんだっ!
「すみません、私マウントラヴィニアに行きたいんですが、もしその先まで行くんでしたら駅で教えていただけると有難いんですが・・」
と言うと、「私はその先まで行くので教えますよ。ご心配なく」と、とても紳士的に言ってくれ、その後駅に止まるたびに「ここは○○という駅で、あと○つですよ。」
そして「次がマウントラヴィニアですよ。気を付けて」と最後まで完璧に任務を遂行(?)してくれた素敵なおじい様。
「助けてくれてありがとうございました」と丁寧にお礼を言って列車を降りました。

はぁ~~・・・やっと着いた~~!!
ここまでくればもう大丈夫!雨の夜道もへっちゃらだいっ!!

道中助けてくれたスリランカ人たちに感謝の気持ちいっぱい。
ホテルにつくと帰りの遅い私をうっちゃんが心配して待っててくれました。

困ったことが起きても、どうにかしよう!と頑張ればどうにかなるもんだ!!
頑張ってる時は必ず助けてくれる人がいるもんだ!!
そして「その人達に感謝する」というあったかい気持ちを持つことは、頑張ったご褒美みたいなもんだ!!
迷子の経験も捨てたもんじゃない(^-^)v

お贅沢♡スリランカンランチビュッフェ@ラジャ・ボジュン


この日は朝9時&夕方4時半にindian visa application centreに行かねばならず、その間コロンボで時間を潰さないといけないというしんどい日だったのですが・・・ラッキ~チャ~ンス☆
行ってみたかった「ラジャ・ボジュン」というランチビュッフェをやっているレストランがすぐ近くだぞ~☆

というわけで、道路を横切るだけでびしょ濡れになる雨の中、行ってきましたよ~。
入り口ではでっかい象さんがお出迎え。
ガラス張りの店内から海も見えるはずだったんですが、雨のため残念・・・。






じゃじゃ~ん♡こ~んなに♡


スリランカ飯、うまいと言えど、生野菜が全くないのが問題。というか、生野菜に飢えていた私。
まずは生野菜!そして3種類のライスの上に蟹カレー、フィッシュカレー、デビルチキン・・ノンベジ大会だぜい!それにカボチャのカレーや茄子のカレー、苦瓜のカレー、その他モロモロ野菜のカレーたち。そうそう、生の苦瓜とトマトとタマネギの和え物みたいの、美味しかったな~。


アーッパも取ってきたんだけど、これは冷めちゃってて、そこいらのローカルの焼きたての方がずっと美味しい。




デザートもたっぷりといただきました♡ なんといっても「ワタラッパン」が最高♡
フルーツサラダも美味しかった♡

お会計1450ルピー也。えーー!3年前の「歩き方」には750ルピーって書いてあるよ!3年で倍??
ま、日本円にすりゃ1300円くらいでこれだけ食べれるんだから、全然いいんだけどね。

というわけで、コロンボでゆーっくりと色々なスリランカ料理を楽しみたい方はココ、おススメです♡

2013年5月10日金曜日

森の中で至福の時@Samadhi centre


うっちゃんから借りっぱなしでボロボロになってきた3年前の「地球の歩き方」からピックアップしたホテル『Samadhi centre』。移り変わりの早い今の時代、3年前の情報はあんまりアテにならないっていうか、もう値段なんかは全然違うんだけど、結構役に立つね「歩き方」。実はあたし今までどこの国に行くにも一度もお世話にならなかったのよね。ほんとに準備なしの人間です・・・ハハハ(^ ^;;

でもガイドブックだけで目的地に着くのは結構苦労する。
この森の中のSamadhi centreに行くのも、バスターミナルを探すもここまではバスが走っていなかったり・・・、結局はたまたまこの場所を知っていた、たまたま新潟に2年間住んでいたことがあるという、もちろんスリランカ人のトゥクトゥクドライバーに乗っけてもらった。

KANDYから目的地まで1500ルピーと言う。それが適正価格なのかどうかもわかんないけど、もう日も暮れてきちゃったし、今から走っても山に着くころには暗くなるから、できればKANDYに泊まって明日の朝行ったらどうだ?と言われるくらいの状況だったので、「新潟の米が好きだ」と言うおじちゃんを信じて(単純・笑)いざ出発。

※結局この価格は超おトク価格だったようです。アリガト。おじちゃん!

1時間くらい走ったのかな~。山道を登って行ったところにひっそりと門を構えるSamadhi centreに到着。(写真一番上)
迎えてくれたマネージャーに広いダイニングに案内され、レモン&マンゴーの美味しいウエルカムドリンクを頂いた。結構クタクタだった身体にフルーツパワーが染みわたったぞ~(^o^)


チェックインした後、そのダイニングからまた山道を登って、大きなコテージに案内してくれた。


 私が滞在するコテージのドアの前。こんな素敵なことになっちゃってます~♪
※到着した日は日が暮れていたので、以下翌朝撮った写真を掲載シマス。



一枚の写真じゃ納まらないくらい広い部屋☆彡
濡れたり、汚れたりしてる床がキモチワルイ私にとって、このテラコッタの床サイコーーー☆


広~いバスルーム。なんとバスタブまであるじゃありませんか☆
シャワーも近代的なやつがついてます。山の上だと言うのに熱いお湯が勢いよく出ます!!!
あぁぁぁ、何カ月ぶりかしら。こんな気持ちのいいバスタイム♡

清潔なバスタオル、ブランケット、蚊取り線香やキャンドル、痛み止めバームなども豊富に用意されてます。

「これ全部私一人で使っていいんですよね??」とあまりのゴージャスさに驚いてしまい、とんちんかんな質問をする私。だって私、シングルルームを予約したんだもん。しかも一泊US$70でこのゴージャスさ、おかしくない?

すると、「これはファミリールームなのですが、今回は特別にご用意いたしましたので、もちろんお客様お一人でお寛ぎください」と。

わーいわーい\(^o^)/
なんかわかんないけど、超ラッキー♪♪ こんなん一泊じゃ勿体ないよぉ♪♪

・・・と言いつつ、疲れすぎててめっちゃ早く寝てしまったワタシ。モッタイナイ・・・。
でも気持ちよく眠れたからイイネ。

朝、なんと犬に起こされた!!!
ワンコが大喜びでベッドに眠っている私に「あそぼ、あそぼ」と尻尾フリフリとけしかけている。

なんで?なんで??と思ったら・・・あれ?ドアが開いている・・・。
ちゃんと鍵が閉まっていなかった・・・。
インドでも時々そういうことをしてオーナーに怒られていた私。気をつけなきゃね、まじで。


朝日の差し込む窓。


部屋の前から見下ろす景色。

聞こえるのは川の流れる音、鳥の鳴き声。それだけ。最高。


山の景色に気を取られて、道に迷いそうになりながら山を下りダイニングルームに辿りつくと、すでにオーガニックフルーツが美しく用意されていた。ここでサーブされるものは全てオーガニックだそうです☆
朝のフルーツジュースは元気が出そうな、バナナとグレープフルーツみたいな味でした。


ビュッフェスタイルの朝食。
ライス、ダル、甘いココナッツが巻かれたスリランカのパンケーキ、バナナのドーナツ、ブレッド、水牛のカード、それにジャムやバター、ハニーや椰子のシロップが用意されています。
ティーかコーヒーもポットでサーブしてくれます。


これがとっても美味しかった!ハーブで煮たスリランカ風お粥らしいです。
ジャガリーを齧りながら食べたりするみたいですが、私にはこのほんのりした塩気がスープみたいでちょうどよかった☆



ダイニングでくつろぐワンコたち。犬がいると私、シアワセなの♡
 
 
朝食の後は、ちょっと山道をお散歩。
わかるかな~。下のほうに山の中を流れている川が見えるの。
 

 
敷地内には可愛い建物がいっぱい。違うお部屋ものぞかせてもらいました。
 




 
そして森を一望できる大きなヨガホール。メディテーションのスペースもあります。
あぁ、ここでヨーガしたら最高だろ~な~☆
 
たった一泊だったけど、な~んかスーっとした。
自然のパワーってすごいよね。
また来たいな~。一人だと寂しいので、こういうところには大好きな女友達と来たい!
きっとまた来よう。その時は思いっきりヨーガとメディテーションするぞ~☆
 
 

2013年5月7日火曜日

なんてこった@憧れの仏歯寺

 

当初の予定では5月1日にコヴァラムに戻るはずが、モロモロの事情で帰りのチケットを9日に変更。

「これはきっと神様がスリランカをもっと見なさいって言っているのね」

と、いうことで、どこの国に行ってもいわゆる観光地には全然興味がない私なのですが、ブッダ好きとしては仏歯寺には前々から行ってみたいと思っていたのです。
なので「じゃあ週末はKANDY(仏歯寺のある古都)に行ってくるね~!」なんて気楽に言ったはいいが・・・あら、案外遠いのね。

マウントラヴィニアからバスで1時間ほどでコロンボフォートへ。まさかコロンボフォートを乗り過ごすことはあるまい、と思っていたのに、なんどふと気づくと通り過ぎそうになっていて、
「エクスキューズミー!!」と車内で叫び、注目を浴びながらバスを降りる私。
あー、最初からこんなことやっちまったぜ。

コロンボフォートからキャンディ行きのバスを探すのも一苦労。
なんでバスターミナルがこんなに広範囲に存在してるんだ???
きょろきょろ歩いてると何人ものスリランカ人が「どこ行きたいんだ?」って声をかけてきた。
でもインドの嘘つきたちに慣れてしまっている私、「こいつらの言ってることは本当か??」と最初のうちはイチイチ眉をしかめていた。
が、みんなゴメンネ。この人たちほんとに親切で声をかけてくれてるの。
で、私は無事にKANDY行きに乗ることができましたよ。おじちゃんたち!ありがとう(^-^)

乗り込んだバスはすでに人がパンパンに乗っていて、3時間半の道中、なーんと私は補助席。
両脇のシートはカップル。
スリランカの若いカップルはほぼ例外なく超アツアツです♡
手を握り合い、顔を寄せ合い、ほんとに仲良しさん。いい感じ♡
でも真ん中にいる私はたまんねーぜ。

補助席で腰痛くなりつつ、ようやくKANDYに到着~!
一体これはどこに到着したんだ?と「歩き方」の地図をくるくる回して見ながら、まずATMでお金を調達して~、とりあえずランチへGO!!

「歩き方」にも載ってるDevon Restaurant見~っけ☆



せっかくレストランに入っても、オーダーするのは私の定番Rice&Curry。どんだけ好きなのよ?
ワンプレートに乗せてって言ったのに、わざわざ別盛りできました。
でも全部乗っけます。それが好きなんです、ワタシ♡ 仕上げに甘いミルクティを飲んで、いざ仏歯寺へ!!

・・・とレストランの外に出ると大雨!!!(写真一番上)


KANDYのシンボルと言われるキャンディ湖も、あらら、どんよりしちゃってます。


そして仏歯寺。なんと入場料1000ルピーです。(日本円で900円ってとこかな。高っ!!)
エントランスでは所持品チェックのおばちゃんたちが「あんた歳いくつ?」「結婚してんの?」「子供は?」と世間話。「離婚したのよ」と言うと「あら、どうして?旦那のせい?」などと私たちが話しているのを聞いて、隣のおばちゃんも「あらやだ、離婚したの?」と話に参加。

なんじゃ、こりゃ??ここ仏歯寺だよね??

入り口を抜けるとすぐに「僕は○○(名前は覚えちゃいない)僕がガイドをします。どこから来たんですか?」などと勝手にしゃべり続ける。
「この像はナンチャラで~~ウンヌン・・・」と喋り始めたところで、
「あのー、これガイド料は別ですよね?」とやっと口を挟めるチャンスが。
「はい、500ルピーです。ここは広いから案内がないとよくわかりませんよ。」と。
「じゃあ申し訳ないけど適当に見て回るのでガイドはいりません」とお断りしました。

入場料1000ルピー、ガイド500ルピーって・・・仕方ないけどさ、こういう神様を祀ってある場所で金、金、金、って、ホント興が冷めるんだよね。

なんて言ってる間に本格的なドシャ降り!!シャワーを浴びてるくらいのドシャ降りなのに、靴をあっちで脱げだとか、そっちじゃないだとか、あっちに預けろだとか・・・
もーーーーー!!いい加減にしてくれーーーーー!!!
ずぶ濡れだよ!!!

ってか、そんなにワケわかんないんならガイドつけろって話だよね、てへへ(笑)



祈る人々・・・


そしてブッタの歯が祀ってあるという場所(げっ!ピンボケ!!)


人々はこの周りに腰をおろし、足をゆったりと前に投げ出し、両手を合わせ、
ただ静かに祈る、祈る、祈る・・・

私は人々が祈る姿を見るたびに「生きる」ってなんだろうと考える。


やさしいお顔をした、美しいブッダ。


外でも人々は神の周りにリラックスして腰をおろし、静かに手を合わせる・・・


いたるところに神にお供えする美しい花が売られている。

いつか行きたいと恋焦がれていた仏歯寺は雨に降られ、ドタバタもしましたが、
私はやっぱり仏教の国の人間なのです。ブッダの静けさにとても心が落ち着く。
人が静かに祈る姿に「苦しみ」とか「悲しみ」ではなく、ただ与えられた生命を受け止め、正しく生きようとする心を感じる。

また「生きる」ことの意味がシンプルになった。

観光地化されてしまったところはあまり好きになれないけど、やっぱりブッダは好き。