不良おばさんと若いつばめじゃありませんよ~
大好きな写真です♪
彼は私のオフィスのお隣のお店でお店番をしている男の子、ムンバイ出身のDarshan。
「マイ フレ~ンドゥ。ハウ ア~ ユ」とイタリア人を真似て、毎日毎日声をかけてくれてた男の子。
私がHow are you?ときけば、答えは必ずFine。僕は毎日Fineなんだと言っていつも飄々としている。
私も基本的にはいつもFineな女ではありますが、とても笑えそうもない、という日もありました。
そんな時、hmm..ok..なんて言ったりすると、どうしてOkなの?いつもfineって言うのに。fineって言ってよ、笑ってよ、ってとても心配してくれました。
彼じゃなかったら、うるせーな、leave me alone てなもんですが、
彼は本気で心配してくれていた。。。
「何があったの?」なんて訊かない。
ただ「悲しまないで」って。
「笑っているときが一番きれいだよ。笑って。お願い笑って。」って。
人生は一度悲しんでしまえば、そこから先は悲しいことばかりになってしまう。
だからいつも笑ってないといけないんだ。笑っていれば人生はハッピーになる、と。
僕はムンバイのスラムで育ってずっと家族のために働いてきたし、これからもずっとそれは続くけど、でも悲しいとは思わない。思ったら人生は悲しみだけになってしまう。
だからどんなことがあっても僕は笑うんだ。笑えば強くなる、ハッピーになる。
彼は私の半分も生きていないのに、彼の経験で彼の言葉で私を元気づけてくれた。
笑えずに下を向いていたその日、彼のお陰で笑顔を取り戻せた、それが上の写真。
だから大好きな写真なのです。
インドにきてから、どんなことがあっても泣けなかった。
心をガッチガチにガードしていた。騙されないように、挫けないように、傷つかないように。
でも彼の言葉で初めて緩んでしまった。
彼の素直な言葉が私の心まで届いたから。
「ありがとう。あなたのお陰で生きる力が湧いてきた。命の恩人だね!」
って言いながらインドで初めて人に涙を見せてしまった。
そんなこともありつつ、今は一時帰国中。
なので次回インドに行く時には、さらにしなやかに強い私になって挑みたいと思います。
さて日本のふとんでゆっくり寝るか^^
いつもアリガトウ
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