2013年3月17日日曜日

こんなにちっちゃい幸せ

只今コヴァラムはアホみたいに暑いです。
インド人もグダグダです。

私の大好きな人・・・しょっちゅう「誰それが好き♡」とかバカみたいに言ってる私なので、これを読んでくださってる方にはそろそろ誰が誰だかわかんなくなってますよね^^;
じゃあこの「大好きな人」はマハーラージャ(仮名)としておこう^^(アホか?)

そう、それでマハーラージャも今日はグダグダです。
こんな暑いのに電気が止まったり、そうするとファンも止まっちゃうから、もうホント仕事してるのも具合悪そうでかわいそー。。。
と思って、たまには真面目に心配して「ほんとに少し休んだ方がいいんじゃない?少しお昼寝すれば?」と私。
「どこで?」
「私の部屋で」とニンマリする私。

でも絶対来ないんだな、これが。
私の部屋の近くを彼が通りがかった時などに「ちょっと寄って行きなよー」とか言っても、
「Kidnappig~~!!!」とか言って絶対部屋に入ろうとしない。ひどすぎるぜーーー!!
(よくわかってんじゃん、と言うべきか?笑)
「冷たいタオル用意して待ってるからね」とか言っても、「あり得ねー、あり得ねー」とスタコラ背中を向けて去っていくマハーラージャ・・・ひどすぎるぜーーー!!AGAIN。

ま、そんな彼なのですが・・・

今日、きかれてもいない私の予定を彼に報告していましたw
「来月の半ばにダラムシャーラーに行って、帰りに少しデリーに寄って、一度帰ってくるけどすぐにスリランカに行くからねー。」
すると「俺も一緒に行きたいな。」などとふざけたことを言うので、しかもそういうことだけはよく言うので、
「よく言うよ。ふっ、行く気もないくせに」と鼻で笑ってやると、
「まぁ、実際には仕事があるから行けないんだけどね。でもオフシーズンになったら行こう」
って・・・。

えっ?今何とおっしゃいました?マハーラージャさん?

「ARE YOU SURE?!!!」 いきなりマジな私。
「なんでよ?ほんとだよ」

大きい声で叫んでしまわないように机に顔を突っ伏して、きゃーーーきゃーーーきゃーーーー♡と叫ぶ私。
「ほんとに?ほんとに?じゃあ例えばどこに?」
「タミルナドゥとかさ・・・」
「う、う、う、嬉し過ぎる・・・」
と、息も絶え絶えな私。
「あたしっ、めっちゃシアワセになった!今!」と言いながら、じゃあねーと意気揚々とその場を去る私でした。

タミルナドゥって隣の州だよ?しかも実現されたわけでもないのにさ、それだけで息がとまるんじゃないかと思うほど嬉しかった。

いや、実際にもし彼が「トリヴァンドラムの駅までバイクで送ってあげるよ」とか言って、彼と一緒にバイクに乗れたりしたら、もう年に一度の海外旅行くらい嬉しいかも(笑)まじ。


でも、これどう思いますか?

こんなちっぽけなことがそんなに嬉しいなんて、普段どんなつまんない生活してるの?って思う?
それとも、こんなことでこんなに嬉しくなれるなんてしあわせだよねって思う?

私は自分自身にそれを問いました。

日本の一般的な女性たちは、きれいな服を着て、きれいにお化粧して、もっともっと素敵になるために習い事をして、いい車に乗って、友達とお洒落なお店でご飯を食べて、旦那様いてもボーイフレンド作って・・・って、これでもかってほど楽しい演出をしても、まだまだ足りないんでしょ?あーなんて幸せなのかしら!って思えないんでしょ?

そうやって物質的に不自由のない人達から見たら、私の生活なんて論外の、もう話のベースにも届いてないようなレベルで幸せなんて論じる段階じゃないわよ!ってなもんなのかもしれないけど、私は今確実に幸せを感じた!それが幸せなんだ!と思ったのです。

こんなちっちゃいことで幸せって思えちゃうから、案外日常生活は幸せがいっぱいなんです。
だって停電でファンが止まってて、クソ暑ちぃ~~なんて思ってる時に電気がきたら、それだけで超ハッピーーー♪みたいになっちゃうんですからね!(それ今の話・笑)
110ルピー(200円くらい)のベジビリヤニ食べて「さすが高いビリヤニは旨いぜ!たまには贅沢しなきゃね!」と大満足の大笑顔になっちゃうんですからね!


もう10年近く前に、奥さんと別居中の人を大好きになって「この人は奥さんがいるけれど、今こうしてずっと私と一緒にいる。多くを望まなければ私は今幸せだ。」と思ったことがある。

その時に「多くを望まないこと」「現状に満足すること」それが幸せになる方法なんだ、って知ったはずなのに、心というものは一度学習してもまたおバカに戻るのね。
だから注意深く心を観察しなければいけない。

でもインドにいると自然とこの状態でいるのね、私の場合。
だからインドに居たいんだよね、きっと。ちっちゃいことでいつも幸せ感じてるから、なんだかいつも幸せ、みたいな感じなんだもん。


ま、そんなわけで、さっきもフラっと私の部屋の近くに来たマハーラージャさん。
「ほら、私の部屋でお眠りなさいな」と言ったら、
「SHUT UP」と・・・。
「今何て言った?こんにゃろー!!」と吠えまくる楽しい昼下がりでございました(笑)







 

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