2014年6月1日日曜日

地獄の帰路

日本に帰ってきました~☆

やっぱり日本は素晴らしいね!!
この静けさ!!
こんなに人がたくさんいるのに話し声が聴こえないなんて感動!と思いマシタよ。

コロンボのエアポートで、し~んと人のいないゲート前に5人家族らしき人が来た途端、「どんだけ喋んの?」というくらい賑やかになり、よく言葉を聞いてみるとヒンディ語だった時にゃ「さすが」と苦笑いしました。

日本は清潔だし!どこに座っても大丈夫。食べ物置きっぱなしでも蟻がこない。どこ触っても手も汚れない。サイコーーー!!

そして今朝ニュースでは「異常な暑さ」の報道ばかりしてましたが、
「どこが?」
ファンなくても全然平気だし、サラっとしてるし、最高じゃん!としか思えない。

な~んてぶっちぎりに日本を褒めてるのもまだ日本社会に入ってない証拠だね(^ ^;;
日本人が苦しいのはこのハイクオリティな暮らしをキープするために全員がどこかで何かしらの役目を果たしているから苦しいんだと思う。ハンパないもん、このハイクオリティ。
苦しんでるけど恩恵も受けているから、まぁ仕方ないけどね。


前置きが長くなりましたが・・・

今回のインド滞在、前半は最高の充実感!そして後半はトラブル連発。
そして最後の最後までやっぱりタダでは帰れませんでした~。。。

帰国2日前に風邪をひいて熱が出たり、下がったり、でも一度自分でもびっくりするくらい顔も首も頭も熱くなって、鏡で顔を見たらゆでダコだった時にはさすがにヤバイと思って、友人からインド製の熱を下げる薬をもらいました。

※体温計も風邪薬も持って行ったことがないという・・・常に準備悪すぎの私。

インドの薬って強いんだね~。薬が切れた頃にまた熱が上がる。
薬を飲むと嘘のようにケロっとする。

でも私、そういうのあんまり好きじゃないから、本当は熱も出し切ってしまいたかったんだけど、帰国しなきゃならないのでそういうわけにもいかず、騙し騙し、まずはトランジットのため13時間のコロンボ滞在。

たまたま前日にコロンボ入りした某スリランカ案内人の某うっちゃんとコロンボで食事をしたり、買い物をしたりしているうちに、また薬の切れる時間がやってきたようだ。

じわじわと熱が上がってきた予感。

うっちゃんの借りているホテルで1時間ほど休ませてくれたんだけど、その間にまたゆでダコ。
うっちゃんもビックリ。
今回日本に帰ってきてから39.3度まで熱が上がったんだけど、それでもゆでダコじゃなかったから、その状態って40度くらいあったのかも。

で、薬の飲んで熱を下げ、エアポートへ。

しかし・・・エアポートが寒すぎる!!!

ここでも準備の悪い私は長袖も靴下もレギンスも全部ウーツケースの中のため、重ね着できるものを持っていず、唯一コロンボで買った新しいTシャツを着て、丸まって待つこと3時間。

機内は少しはマシかと思いきや・・・寒すぎる!!!

両隣が空席だったのでその分のブランケットも使い、3枚ぐるぐる巻きにしても寒い!!

皆がワインやビールを楽しんでいる中、私は地味にお湯をもらい、サマハンを飲む。
でもこれは体があったまり、本当に寒い時にはいいよ。

「風邪ひいて寒いからサマハンを飲む」と言ったらスリランカ人のCAは「それはいい!」と喜んでいたけれど、機内の温度調整まではしてくれなかった。そりゃそうだよね。。。

薬の威力も切れてしまったようで、また熱が上がってきた。
もう最後の一錠を飲んでしまったのであとはもう成り行き任せ。

機内食も一食目は少し食べてみたけど気持ち悪くてほとんど残し、二食目もフルーツをやっと食べ、オレンジジュースさえ耳の下が痛くて飲みきれず、
結局成田までブランケットでミノムシのようになりながら、ひたすら寝るしかなかった。
その間相当寝苦しかったんだと思うけど、「ココナッツがお腹の中にいっぱい入っていて苦しくて眠れない」という夢をずっと見続けていた(笑)

寒さと熱と闘い続けた10時間。

そしてようやく日本に到着!!!

しかし立って歩くのもやっと。
何か食べた方がいいのかも、と思い、梅干しのおにぎりを買って食べてみた。
が、インド滞在中憧れていたおにぎりも、コンビニおにぎりでは妙にケミカルを感じてしまい、
本当にまずかった。半分食べて捨ててしまった。

リムジンバスを待って地元まで。

そこでは父母が私の到着を待っていてくれた。
本当に有難い。

母が体温計を持ってきていたので測ってみるとその時で38.5度。
今全然ラクに感じるのに、じゃあ一体ピークは何度あったんだ?

家について母が敷いておいてくれた布団に寝た。

清潔でフワフワな布団。
日本は最高♡
とにかく熱を出し切ろう。

少し寝て、もう一度熱を測ると39.3度。

「39.3度もあるよ」と起きていって、父母にべらべらお喋りしている私を見て父母もビックリ。

普通はそんな熱があったらフーフーいって寝てるよ。ほんとにまゆみは強いな。と。

「強い」と方々で言われるようになった。

強くなりたかったからこれでいいのかもしれないけど、強いことも大変なことだよな。


そして昨夜その後汗をかいて一気に36度まで下がった。
その後一度も上がらず。

やっぱり熱は出し切らないと治らないよね。
変に止めてたときに鼠蹊部のリンパ腫れたもん。

とりあえず少しゆっくりさせていただきますわ~。
 

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