2015年4月16日木曜日

ぶっきらぼうだけど愛がある北インド人

只今リシケシです。

リシケシは私の初めてのインドで訪れた場所。
2009年と2010年のインドの思い出はすべてここにある。

私のインドはここから始まった。

5年ぶりに戻ってきました。

デリーからリシケシ行きのバスに乗った時、
Bumpy過ぎる道、砂埃で顔も髪の毛もじゃりじゃりになる空気、そこかしこでする便所臭、
人々が吐く赤い液体(何なの?これ)・・・

あ~そういえばこんな感じだったな~。
大丈夫かな?私、北インド・・・

南インドのフレンドリーな感じや汚くないインドに慣れきってたので、

すぐ帰りたいかも・・・

という思いがよぎったりもした。


バスのドライバーの運転は荒っぽ過ぎて乗客からブーイングの嵐。
私も何度も1mくらい飛び上がり疲労困憊。

途中から大雨雷の本当の嵐になりバスは雨漏り。
大丈夫かしら~ん・・・と少し不安になるものの・・・・・

今回のインド旅はいちいちツイているので大丈夫という確信もあり、
必ず誰かが助けてくれる。
一言声をかけるだけで必ずインド人が面倒見てくれるのが今回のインドなのだ。

(今も大股開きでパソコンしてると甘いチャイが運ばれてきた。まるで姫♡)


北インド人は基本的にシャイなんだと思う。
自分から笑顔でおせっかいをやけないけれど、
こちらが困って話しかけると笑顔を見せて出来る限りのことをして助けてくれようとする。

道を尋ねてもそう。雨宿りをさせてもらってもそう。
不器用だけど気持ちのあるその感じと出会うと何だか胸がキュンとする。


ラクシュマンジュラとラムジュラの距離感とかも忘れてしまって、待ち合わせ場所の距離がつかめず、きっと不安気に歩いてたんだと思う。
乗合オートのおっちゃんが空っぽのオートで走ってきた。

私を見て運転席の隣りの空いてるスペースをバンバンと叩いた。
「乗れ」と目で合図をする。

いくら?と訊くと
「いらねーよ。早く乗れ。」と目で合図をする。

キュンっ!
(ちなみにヒンディ語の「どうして?」の意味ではなくハートが鳴いてる音。念のため)

帰り道。またラムジュラからラクシュマンジュラ方面に重たい荷物を抱えてフラフラ歩いていると、また違うぶっきらぼうなおっちゃんが自分の隣りに乗せてくれた。

キュンっ!

ただの小汚いおっちゃんにキュンキュン言いっぱなしの私(笑)


ここら辺をその気になって練り歩いてる欧米人よりもインド人の方が人への思いやりはたくさん持っている。
 

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