2012年11月21日水曜日

アフガン男

列車に乗っている時は「最悪ーーー!」とコーフンしていたので絶対ブログに書いたるっ!と鼻息を荒くしてたんだけど、今もうどうでもいいのよね~^^;

でもせっかく列車の中でメモしておいたから書こ。

その人ねぇ、ほんとは悪い人じゃないと思うのよ。見た目も悪そうじゃないの、全然。むしろいい感じ。
周りの人への気配りなんてハンパないよ。
「この水飲んでね」「このお菓子食べてね」とか、「インターネット使いたいときは言ってね」とか・・・
人の分のゴミ集めて捨てに行ったり、いつも誰かのために何かしてしてるって感じ。

でもさ~、この人がウェイティングのくせにここにいるから4人のシートに5人になっちゃって狭っくるしいのよね~。だから肩身が狭いのかどうか、なんせ世話をやいてくる。
誰かが何かをしようとするのを逐一見てて手を貸そうとするの。
どう?これ。なんかうざいよね~。

私がシートに少し横になろうとしたら「上のシートで寝たら?」と言うので、私のシートは下だけど、なんだかここも落ち着かないし、いっそ上の方が静かかも?と思って上に行ってみたけど、
冷房効き過ぎで寒くて寒くて眠れやしない。なので、下に降りてきて、しばらくして再び横になろうとすると、
「上に寝なよ」といかにも親切風に言ってくるので、てかなんでアンタが指示すんの?と思い、
「上には行きません」と言うと
「どうして?もう寒くないよ?」と。。。
「THIS IS MY SEAT!!!」とキッパリ言うと、そのやりとりを見ていたスウェーデン人Evvaはクスッなんて笑ってますが、クスッじゃなくてさー、上はアナタのシートなんだからアナタ行ってくださいよって話なんですがーーーー!

もうめんどくさいのでアフガン男とは目も合わさずにいたのに、ご機嫌とりが更に・・・一挙手一投足を見られている気がするぅ・・・。

アフガンはどこかでチケットを手に入れ、私のお向かいの生理現象丸出し男とシートを取り換え、彼が正規のお向かいさんになった。

夜になり、皆各々のシートで静かに眠り、朝方目が覚めたのでトイレが混まないうちに(インド人は朝皆が長々とトイレを使うので大変なことになる)トイレと歯磨きに行って戻ってくると、アフガンが起きていた。

私がベットに戻ると私の方に身を乗り出して、耳元で「結婚してるの?」だとか「子供はいるの?」だとか「何歳?」だとか、お決まりの質問が始まった。
何なんだろね?これ。
日本じゃあり得ないけど、外国だと?インドだと?この質問は3点セットだよね。

そして「どうして結婚しないの?」ときた。
してる、って言えばよかったぁぁぁ。めんどくさい。。。これからは「結婚してる」って言おう。
「ボーイフレンドは?」
「いるよ」(嘘だけど)ここはこう言っとくべきだろうと判断した。

「27歳か・・・」
え?誰が?47歳って言ったんだけど・・・聞き間違えたのね。
暗いしよく見えないもんね。ご愁傷様。
悪いけどアンタのお母さんくらいの歳よ~。

・・・と。。。
うおっ!!手を揉み始めた!!
「マッサージ好き?」・・・ま、気持ちいいけどここは拒否しなければ(笑)
「好きだけどやめて」
「お願い少しだけ」
「やめてって言ってるんだけど」
「どうして?I like you...」
「自分のベッドに戻りなさい」
それでもやめない。しかも手が足に行ってるし。

「STOP IT!!BACK TO YOUR BED!!SLEEP!!!」

アフガン、すごすごと退散。何度キレさすんだ?
この人24歳らしい。
こんなおばちゃん相手にしてないで他行ったらどうよ?
そんなにお安い感じに見えるのかしら?ショックーーーーー!

追記:なんと翌日も電気が消えてあたりがいびきに包まれた頃、ヤツが私のベッドに寄ってきた。
「You want me?」
は??
「NO WAY!!! GO BACK!!!」
そして退散。。。懲りない奴。。。。


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2 件のコメント:

  1. 2つのブログを読んで次を期待していたら、凄い展開になったね。その場の状況だったら笑いごとじゃないと思うんだけど、かなり笑える、その変男アフガン(爆)まゆみさんも大変だったね><怒っても怒っても懲りないインド系の男はしつこいんだね(最悪)でも、これからも良い出会いがあると思うよ。やっぱりまゆみさんは人を引き付ける見えない力があるんだよ。変男は勘弁だけどね~

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    1. いい男を引き付けたい~~(笑)

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