2014年3月19日水曜日

「正しく食べる」ことの大切さ


スリランカ伝統アーユルヴェーダツアー4日目。

本日のアーユルヴェーダ基礎講座は「Materia Medica」についてです。
Materia Medicaとは「食べ物も薬」というような意味で、要するに食についてのルールです。

そもそもアーユルヴェーダの具体的な目的は

・より健康になること
・病気の治癒
・病気の予防

そしてそのすべてにおいて「食べる」ことが一番大切なのだそうです。
「食べる」=「正しく食べる」ことです。

正しく食べてないから病気になると言っても過言ではないくらいなもんで。
じゃあ「正しく食べる」ってどういうことよ?と言いますと・・・

お腹が空いてる分だけ食べりゃあいいんです!!

あ、これはちょっと乱暴な言い方だったかしら?(^ ^;;

でもまず一番基本的な考え方としては、
お腹がすいているレベルより多く食べると、その多い分が消化できないのです。
消化できた分はカラダを作りますが、消化できなかった分はカラダにダメージを与えます。
この消化できなかった分(未消化物)をアーユルヴェーダではアーマと言います。
簡単にいうと「毒」。この毒が病気の元になります。

私達の体の中にはたくさんの通路があって(アーユルヴェーダではスロータスと言います)
その毒(アーマ)が通路を塞ぎ、必要な要素は内臓に届かず、毒が無理矢理内臓に入ります。
例えば、毒が肝臓に入れば肝硬変などになり、肺に入れば喘息、心臓に入れば心臓病などなど、内臓の病気になるのです。

現代人はこの当たり前のこと
「食べ過ぎないこと」
ができない。これ世界的な問題なんだそうです。

このアーマをとりのぞくのがパンチャカルマ。
ということで今アーユルヴェーダは世界的に注目を浴びているとのこと。

ストレス溜めて暴飲暴食。
自己嫌悪で極端なダイエットをしてみたり、薬を飲んでなかったことにしようとしたり、
極端な運動で無理矢理カロリー消費をしたり・・・

「健康」とは程遠いよね。

本当は自分の体の声をよく聞いて必要な分だけ食べてあげればいいんだよね。
ストレスがそれを難しくさせているのかもしれないけど。

でも当たり前のことをできるように、心を健康に保っていることもとっても大切。

ヨーガでも耳にタコができるくらい聞かされた言葉
「バランス」
今日の講座でも何度も出てきた言葉です。

アーユルヴェーダでもバランスがとっても大切。

何事もバランス~~~♪♪♪ 忘れないでね!

ちなみに今日の写真はハンドマッサージのデモンストレーションです☆
 

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