現実逃避

私のしようとしていることは「現実逃避」だ、と今回インドに来る直前に言われた。

私はいつも人から言われたことがどんなに自分の考えと違っていても、余程バカバカしい事以外は一度自分の中に取り込む。

端から見れば私はやりたい事しかやらない変人、自由人で、人が何と言おうと我が道を行く女だと誰もが思っていると思いますが、実はめちゃめちゃ考えてる小心者です。

自分の現在・過去・未来を総動員して、その「違う考え」と照合する。

それはもう吐きそうな苦しい作業で、脳みそも心臓も具合が悪くなるのにやってしまう。

それでも今回の「現実逃避」だけは四六時中その言葉について考えましたが、ついに意味わからず・・・辞書まで引きました。

「現実」とは、現に事実としてあること。また、そのもの。その状態。空想に対する実在。

・・・とあります。


仮に現実逃避を試みたとしても、残念なことにその先にあるものはまた現実です。
私達はどこで生きようが、何をしようが、それは常に現実なんですよ。
誰も現実逃避なんてできないんです。
できるとしたらそれこそ脳内だけの出来事です。

だから逆に現在自分の状態が何か辛くて、「現実逃避」的な考えを実行しようとしている方がいらっしゃったら、逃げた先にあるものもまた「現実」ということを知ってください。

自分の人生から逃げることは出来ません。

行く先にあるものは自分の行いの結果です。


私は不満やグチを言いながら現実に甘んじるのが嫌だから行動をする。

その結果は人から見たら情けなく映ることもあるでしょう。
でもそれも私には「学び」なのです。
必要だから起きたことです。後悔は一つもないのです。

これからも当然色々なことが起きるでしょう。

でも私は全てを「現実」として受け止める覚悟はとっくの昔からできている。